アグロフォレストリーって、ご存知ですか?
アグロフォレストリーとは、Agriculture(農業)とForestry(林業)を組み合わせた言葉です。
植林の中で、農作物や家畜を栽培し、混植することで、持続可能な農地を作り出していくという農法です。
農業の新しい手法ではありますが、同時に、実は昔ながらの生態系に戻すという、古くからの方法でもあります。
こうすることで、肥料を使わなくても、自然と豊かな土壌が育くまれるのだそうです。
モリンガだけを栽培する整然とした農園もありますが、
現在、JUJUBODYのモリンガパウダーの原料として使っているモリンガは、
このアグロフォレストリーを実戦している農園からやってきています。
実際に、農園に行ってみると、なんだか色々ゴチャゴチャあって、面白い!
例えば、こちら、こんな大きなマンゴーが!
とっても立派だけど、売ったりしてなさそう・・・
誰か食べてあげて〜><
もったいない!持って帰りたい!
そして、その下には、小さな生え始めのモリンガが!
モリンガを植えたというより、種が飛び、自然と生え始めた感じですね。
モリンガは間作にも適していると聞いていましたが、
実際に間作されているところを見たのは、初めてでした。
ボコッと土盛りがあると思ったら、ヤム(芋)が植えられていたり。
小さなマンゴーの木の下は、マンゴー(あまり売り物にならない種類)が落ちて臭っていましたが、
それはそれで、勝手に堆肥になっていくのだろうなぁ・・・と思ったり。
なんだ?この鳴声は?と思ったら、ブタがいて。
近づけず、カメラにはおさめられませんでしたが・・・
レモングラスや、ガーナの食卓に欠かせない、ペッパーもあり。
実際に食物が生えているところを見る機会って、都会生活だとないので、面白いです。
ワイルドハニー(巣箱を置くのではなく、木になっている蜂の巣から蜂蜜をとる)も、
取れるそうです。
一つの作物だけだと、土地が痩せてしまうけれども、
色々な作物や木が育つ中だと、持続可能な土地が作れるというアグロフォレストリー。
効率は悪く、大規模農業には適用できないのでしょうが、こういう農法もありですよね。