2016.09

Cocoa Butter

カカオの良さが活きたチョコレートを選ぶなら

紀元前から中南米に原産したカカオは、「神の食べ物」と呼ばれ、貨幣として流通するほど貴重なものでした。

不老長寿、疲労回復、媚薬、食欲不振、解熱、毒消しなど、様々な病気の治療に、「薬」として用いられたカカオは、高貴な人たちだけが口にできたものです。

カカオそのものは、ポリフェノールが含まれており、体を老化させる活性酸素を抑える働きがあることが知られています。

生活習慣病に有効で、コレステロール値の改善、血圧低下、血管内皮機能の改善、心疾患リスクの低減、インスリン抵抗性の改善など、健康に良いことが最近の研究結果でも報告されています。

カカオをどうやって、食べ物で摂るかというと、カカオを使った食品、チョコレートやココアで・・・となりますが、こうしたカカオを含む製品が体に良いかというと、話は別。

製品化される過程で、大量に砂糖や植物性油脂が加えられてしまっている上、高価なカカオの代わりに、代替え品が用いられているからです。

安い1枚100円程度の板チョコなんて、もってのほか。

例えば、そういう板チョコの成分表示を見ると、こんな感じです。

砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、植物性油脂、乳化剤(大豆由来)、香料

・・・こういう安いチョコは、肌荒れの原因にもなります。

12640102_xlチョコレートを選ぶなら、カカオ70%以上 (カカオマスとカカオバターなど、カカオ成分がという意味)、個人的なお勧めは、カカオ80%のチョコレートです。

90%を過ぎると、それこそ薬を食べているような感覚になり美味しくなく、70-80%だと食べやすく美味しいながらもカカオの味が楽しめます。

カカオ成分が濃くなると当然お値段も上がりますが、こういうチョコレートは、とても濃いので、少量で満足感が得られます。

安い大量生産されるチョコレートは、簡単に板チョコ1枚平らげられてしまいますが、一度に一枚なんて食べきることができません。

ですから、実質的には、大した値段の差にならないと思います。

また、安いチョコレートには植物油が使われますが、高いチョコレートはカカオバターを多く使っています。

カカオバターは、他の植物油より高いからです。

チョコレートの風味をより出すために、香料も用いられていることが多いですが、この香料もくせ者。

香料にしてもバニラビーンズなど、合成香料でないシンプルな材料を使っているチョコレートをお勧めします。

ちなみに、JUJUBODYのTRUE COCOA BUTTERは、とっても珍しいアフリカで1社しか製造できないという未精製の豆ロースト法カカオバターを使っているので、香料がなくてもカカオの芳香がします。

だから、「本当のカカオバター」という名前に(笑)

私のお気に入りのチョコレートは、スイスのステラの板チョコカカオ80%。

カカオマス、砂糖、ココアバター、バニラビーンズのシンプルな原材料でできています。

表示免除できるキャリーオーバーなどが含まれている場合もあり、完全にこれだけとは言い切れませんが、それを言い出したらキリがないので、表示を見る限りシンプルなものを選択しています。

輸入食品店や成城石井で販売されているので、チョコレートを食べるならダークなカカオ成分の多いチョコレートを、ぜひ選んでみてください。