モリンガは、サプリメントとしても、よく用いられています。
日本では、「すっきり」と、便秘に良いと謳われていることが多い気がします。
確かに、実際に、「便秘に良かった!」と言う声も届いており、お通じにも良いのだと思いますが、
ガーナでは、Sexual Performance Up 「性欲アップ」いや、「性機能アップ」として、
サプリメント化されていることが多いように見受けます。
まあ、消費者が求めている悩みに合致させているところがあるのかもしれませんが・・・(笑)
現地では、男性は、女性を満足させられるかということは、とても重要です。
奥さんが、旦那さんにあまり口ごたえするようだと、「アイツ、妻もろくに満足させられないんだな」と小馬鹿にされるとか(笑)
従って、「Sexual Performance」に訴求したサプリメントは、色々ありますが、
モリンガパウダーと、Prekese”プレケセ”の粉末を合わせた、サプリメントを発見しました。
「バイアグラなんて目じゃないぜ」と言われたのですが、実際、どのくらい効果があるのか、気になるところ。
このプレケセ、色々な呼び方が西アフリカのローカル言語によってあるようですが、
ガーナでは、”Prekese” と呼ぶのが一般的で、スープの出汁取りにも使われるスパイスでもあります。
この左の写真が、プレケセです。木の実を乾燥させたもの。
乾燥したものは、鰹節のように、カチコチですが、黒糖のような甘い香りがします。
野菜売り場を見かけたので、プレケセを所望したら、外国人女性で、プレケセを求める人に初めて出会ったらしく、みんな面食らっていました。
購入して、ガーナのママに言われたように、スープに入れてみたのですが、スープに入れると、そもそもの味を確認していないので、味が出ているのだか出ていないのか、わからない(笑)
いくら煮ても柔らかくならないのが不思議です。
お湯で煮出して見るべきだったかも。
Prekeseは、西アフリカ原産で、薬効のあるスパイスとして、現地では知られていますが、日本語では、全く情報がありません。
日本の製薬会社さんに研究してもらいたいなぁ・・・
まだまだ、日本に知られていない薬効のある植物が、西アフリカには眠っていますよ!
プレケセには、プロテイン、脂質、カリウム、鉄、マグネシウム、リン、亜鉛、カルシウム、ナトリウム、銅、糖、ビタミンCが含まれているのだとか。
この含有成分は、モリンガと似てますね。
あと、特質すべきなのが、フラボノイドとタンニンが豊富に含まれているということ。
フラボノイドは、心疾患予防に役立つ抗炎症、抗酸化作用を含む物質です。
フラボノイドが豊富な食品に、ワイン、クランベリー、カカオ、柑橘類、玉ねぎ、りんごなどがあります。
タンニンは、血圧を低下させ、感染症予防に良いとも言われているそうですが、実態はあまり解明されていないようで、ワインやコーヒーにも豊富に含まれています。
このモリンガとプレケセを合わせたサプリメント、色々な栄養がたっぷり詰まっているのは間違いないので、滋養強壮には良さそう。
結局のところ、栄養をたっぷりとっていれば、元気になるよ〜っていう、おばあちゃんの知恵的な話なのかもしれませんね。