2015.08

Moringa

水を浄化するモリンガ

モリンガは、人間に必要な必須アミノ酸を全て含む唯一の植物と言われ、92の栄養素、46の抗酸化作用、36の抗炎症作用を持ち、葉、実、種、茎、花、根、捨てるところなく全てを使うことができます。

若い実、茎、花や葉は、野菜として、スープやジュース、お茶に。または、伝統医療として。

乾燥した葉のパウダーは、サプリメントとして、食事と一緒に。

成熟した種は、オレイン酸をたっぷり含む食用、美容オイルに。

ポリフェノールをたっぷり含んだピリッと鋭い味がする根は、スパイスとして。

その高い栄養価と豊富な用途は、厳しい自然 の中で生活する人々の暮らしを支えてきました。

モリンガは、その脅威的な豊富な栄養素で食用としてだけでなく、環境面においても、優れた効果を発揮する植物です。

雨のあまり降らない乾燥地帯でも、20度以上の気温があれば、根をタンクのように張って、すくすくと成長する生命力の大変強い植物です。

10-12mにもなる大木で、青々と茂った緑の葉をまるで手のように広げて太陽をいっぱいに浴びて光合成をします。

モリンガの木は、一般の植物に比べ、20倍以上の二酸化炭素を吸収することが証明されています。

日本でも、最近、天草などで栽培がされ、ハワイでも栽培され始めていますが、自生するのは、東南アジア、インドやアフリカにかけてです。

また、モリンガには、水を浄化する作用もあるのです。

モリンガが水を浄化する様子を記録したビデオをご覧ください。

汚い川の水を、つぶしたモリンガの種でフィルター浄化するだけで、

90-99%のバクテリアを除去してくれるという実験結果が報告されています。

また、コレラ、大腸菌、黄色ブドウ球菌などの食中毒原因菌に対しても、強い抗菌作用が働くことが分かっています。

モリンガの種に含まれるカオチン性タンパク質が、不純物を吸収し、沈殿させるため、フィルター除去が容易になります。

モリンガの種だけで、動物や人間が飲めるレベルまで、不純物を除去して水を浄化することができるのです。

高い水浄化システムがなくともできるシンプルな水の浄化方法として、モリンガは威力を発揮しています。

そのため、国連WFPの世界食糧計画にもモリンガが採用され、貧困問題と環境問題の解決策として、近年、モリンガが脚光を浴びているのです。

水を浄化するモリンガを化粧品として使用したら、まるで体の不純物も浄化されそうですよね。

モリンガの種から抽出された、自然のまま未精製100%モリンガオイルは、こちら