最近、日本のよもぎ蒸しを扱うサロンで、モリンガ蒸しを導入するところをよく見かけます。
よもぎ蒸しは、よもぎを煎じた蒸気を下半身を中心に体全体に浴び吸収させる中国の療法で、なんと1300年前から行われているそうです。
- 冷え性、低体温
- 生理痛、生理不順、月経前症候群(PMS)、更年期障害、妊活
- ストレス、不眠症、肩こり、頭痛、便秘、痔
- むくみ、代謝促進、ダイエット、体質改善
- アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー、ニキビ
などの症状に良いと言われています。
まあ、温めるので「血行をよくすること」に全て繋がっている感じですね。
しかし、モリンガの葉の栄養は高いことは間違いありませんが、モリンガ蒸しに関しては、なんとなくすごそう、色々ありそうだけれども、どのような効果があるのかはよくわかっていませんでした。
ところが、今回のガーナ出張で、現地の人は、モリンガ蒸しを病気の予防や治療に活用していることが判明しました。
と言っても、下半身に蒸気を当てるのではなく、(まあ、1年中暑いので、その必要はないということもありますが)口から吸引するそうです。
どういう時に使うのか?
コロナ渦で予防や治療に使っていた人もいたとのこと。
よく、マラリアの治療に使うそうです。
そのほかには、喘息や風邪の諸症状(咳、鼻づまり、喉の痛み)や呼吸器疾患などにも有効で、それだけでマラリアを治す人もいるとのこと。
1回の吸引は、5-10分ほどで、症状がひどい時には、1日に何回か行ったりするようです。
実際、調べてみると、モリンガ蒸しではありませんが、モリンガの葉に抗マラリア効果があるという文献もありました。
これには、私もビックリしました。
マラリアの予防薬は、とても副作用が強く、長く服用するようなものではありません。
なので、出張中は、夕方蚊(夕方に活動する蚊が媒介する)に刺されないように、虫除けは持ち歩いているのですが、それでもやっぱり多少は刺されます。
ということは、モリンガタブレットを摂っていれば、ちょっとは予防効果があるのかな?と期待してしまいます。
以前、モリンガの種を毎日食べているからマラリアにならないと豪語していたおじさんに会ったことがありますが、あながち間違っていないのかもしれません。