モリンガの国別栄養価比較

農作物の栄養価は、同じ種類であれば、ほとんど同じではありますが、土壌や生育環境によって栄養価が異なります。

したがって、モリンガの栄養価も育つ場所によって異なります。 

ただし、時期などによっても大きく変わるので、あくまで目安程度に捉えることが大事です。

栄養の検査は、どの栄養素を調べるか、一項目ずつオーダーして検査をします。

ですから、オーダーして、パッと全項目が出てくるというわけではなく、一つ一つ項目を選択してオーダーします。

モリンガの栄養価は多岐に渡るので、かなり高額になります。

全部の栄養価を比較するということは、費用的にも現実的ではありません。

そのため、国別の栄養価比較に関する論文などは、あまり目にしたことがないのですが、今回、とても面白い論文を見つけました。

"DETERMINATION OF MINERALS CONTENT IN LEAVES OF MORINGA OLEIFERA BY NEUTRON ACTIVATION ANALYSIS" 『モリンガ・オレイフェラの葉のミネラル含有量の測定中性子放射化解析』 という論文です。

ナミビア、パキスタン、インド北部、タイ、インド、ナイジェリア、ガーナ、エジプトの主要ミネラルを比較しています。

ガーナ産は、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムが、他国産のものと比べ、かなり豊富です。


引用: https://media.neliti.com/media/publications/227897-none-68f56b53.pdf