モリンガオイルに含まれる脂肪酸の特徴から、モリンガオイルの性質を見てみましょう。
主成分は、オレイン酸
オレイン酸は、不飽和脂肪酸の一つで、とても酸化しにくい脂肪酸です。
皮脂の40%以上は、オレイン酸から組成されているため、肌なじみの良い脂肪酸でもあります。
皮脂が少ない人や、乾燥肌の人は、このオレイン酸をとることで、肌の皮脂バランスが整い、保湿力がアップします。
パルミチン酸
長鎖脂肪酸であるパスミチン酸は、酸化しにくい脂肪酸です。
皮脂をコントロールする作用があり、オイリー肌やニキビ、吹き出物に効果があると言われています。
頭皮の皮脂は、臭いや抜け毛の要因になりますが、パルミチン酸には、頭皮の過剰な皮脂を抑制する効果があります。
モリンガオイルは、ヘアケアにもオススメで、頭皮マッサージをすると、翌朝、髪がサラサラになり、抜け毛も減りますが、
それは、このパルミチン酸のおかげなのですね。
モリンガオイルがどんな肌にも合う理由
このオレイン酸とパルミチン酸が80% 以上占めるのが、モリンガオイルですから、
肌なじみが良く、肌の乾燥に潤いを与えてくれる、乾燥肌に良いオイルであると同時に、
皮脂のコントロールが上手で、オイリー肌、ニキビ、吹き出物に良いのです。
その他の微量に含まれる脂肪酸は、肌の再生などを促してくれる役割もあるので、
傷んだ肌や髪に良く、肌質を選ばずに誰にでも合うオイルである理由が、脂肪酸の組み合わせの特徴から見てもわかります。