2015.07

Moringa

ガーナの天然サプリメント、モリンガ

モリンガは、ガーナで、美容オイルとしてより、食用パウダーとして愛用されることが多い植物です。

お茶として飲んだり、ジュースに入れたり、シチューにかけて、そのまま栄養価の宝庫であるモリンガを体内に吸収します。愛用者は、毎日、食事にいれるほどです。

青汁よりもクセがなく、風味が加わる程度なので、とても食べやすいのです。トマトベースのシチューが多いガーナ。モリンガパウダーをシチューに加えると、コク、深みが出て、なかなか美味で相性が良い組み合わせでもあります。

moringaなんていっても、ビタミンA、B1、B2、B6、C、D、E、K、葉酸、亜鉛、マグネシウム、カリウム、鉄、リン、カルシウム、ナトリウム、食物繊維、リジン、ビオチン、マンガン、ヒスチジン、フェニルアラニン、ロイシン、メチオニン、パリン、スレオニン、トリプトファン、イソロイシン、アルギニン、コリン、チロシン、アラニン、グリシン、プロリン、グルタミン酸、セリン、アスパラギン酸、シスチン、β-カロテン、イノシトール、ポリフェノールという栄養素が含まれている、日々、足りない栄養素の補完に最適な天然のサプリメントだからです。

(出所:(株)日本食品機能分析研究所)

大木に育っていくモリンガに、農薬にかける費用はガーナではなく、無論、無農薬栽培。栽培するというより、これまで、生えているものという感覚に近かったのです。モリンガの効能が国外でも注目されるようになり、ファームが出てきたような状態です。

いずれにせよ、ガーナのモリンガは、基本、無農薬これほど安全な天然サプリメントはありません。

モリンガの葉を乾燥させ粉砕したモリンガパウダーに比べ、小さな種子から抽出するオイルは生産が難しく、安価なものではないため、昔はあまり流通していなかったのです。

25 L分のモリンガオイルを抽出するのに、200キロ近くのモリンガの種子が必要になります。

アメリカのマサチューセッツ工科大学のD−Labなど、近年、途上国向けのテクノロジー開発を教える大学が増えていますが、JUJUBODYのモリンガヴァージンオイルもその恩恵を受けた一つです。

年少時から米国で教育を受けてきたガーナ人が学生時代のフィールドワークで母国に帰り、モリンガと出会います。自分の持つ知識と技術を活かせる場があることを目の当たりにし、新しいビジネスを起こし、国の発展に寄与するため、卒業後、ガーナに戻ることにしたのです。

これまで、一般的なオイル抽出機は、とても重たく嵩張るもので、持ち運びなどできないものだったのですが、MITが開発した技術により、小さく農村地まで持ち運びが可能な大きさになりました。

この技術により、何千キロの種子をプロセスセンターに運び、オイルを抽出するのではなく、農村部での抽出も可能になり、効率性が飛躍的に向上することに繋がったのです。ラボで見た抽出機は、私でも持てるかな?というぐらい小さなものでした。

また、モリンガオイルの品質は、モリンガ種子の品質というより(これはどれもほぼ同じ)、抽出時の技術の差に大きく影響されるといいます。

「品質」を重視し、同じ価値を共有する起業家として共感し、日本への輸出が決まりました。

出来上がったJUJUBODY のモリンガヴァージンオイルを現地に届けると、その仕上がりの美しさにとても喜んでくれました。また、さすがにラボ畑出身だけあり、すぐに品質チェック。オイルの匂いを確認。熱処理されていないフレッシュオイルだと安心していました。

熱処理を行うと、匂いが変わるだけでなく、オイルに含まれる栄養素も変化してしまうのです。

熱処理をしていないコールドプレス手法で抽出された未精製オイルを、一般的に“ヴァージンオイル”と呼びますが、このヴァージンオイルは、化学処理をしていないので、素材そのものの匂いや素材の質感がそのまま出るものです。

そうでないものは、化学処理されたもの、同じような名称がついていたとしても良いと伝え聞いたものとは別物と考えていただくと良いでしょう。

「匂いのないココナッツオイル」を謳う業者のココナッツオイルは、今、体に良いと言われるコールドプレス手法のヴァージンココナッツオイルとは、精製処理された別の性質になってしまったココナッツオイルです。

購入する際には、気をつけて下さいね。

モリンガを食すけれども、モリンガオイルは使用したことがないという、お世話になっている年配のガーナ人女性にモリンガオイルをプレゼントしたところ、1ヶ月後に、「足にひび割れのような傷跡があったのだけど、毎日塗っていたら、それが治ったのよ」と、連絡を受けました。

これまで、化粧水後の保湿ケアに迷い、その時々で様々な保湿クリームを使ってきましたが、モリンガオイルに出会い、化粧水後のケアは、モリンガオイルだけにしたところ、翌朝の化粧のりが、すぐに変わりました。

また、混合肌で、冬場は、乾燥、夏場は皮脂浮きが気になり、油取り紙が必需品だったのですが、乾燥することも、脂浮きすることもなくなりました。皮脂のオイルバランスを適切なバランスにコントロールしてくれているようです。

日本でも美容や健康に対する関心の高い女性の間では、ここ5年来、モリンガオイルやモリンガパウダーを愛用しているとおっしゃる女性に度々出会い、驚きました。一度、違いを実感するとやめられないようです。

現在、モリンガが生い茂るガーナ北部では、ハマターン(乾燥した砂塵を含む強い貿易風)の影響で、若い苗がやられてしまったこと、欧米からの需要増加に伴う供給源で、モリンガの種子の争奪戦が繰り広げられているとサプライヤーが苦言していました。

スーパーフード、モリンガの人気は今後も世界で加速しそうです。

そんなモリンガの栄養がギュッと詰まった未精製100%モリンガオイルは、こちら!